2020フィッシングショウで気になっていたYGKよつあみの新PEラインXBRAID OLLTOLOS PEWX8 ZONE Finesse(ゾーンフィネス)。前から使っていたG-SOUL X8 UP Grade PE(以下、アップグレード)とどう違うのかが気になったので購入しました。とりあえず1回目の感想なので使っていくとイメージが変わる可能性があるかもしれませんが、初回使ってみての感想です。
メーカー説明:
メーカーホームページより引用
All scene matchオルトロスPEの中核を担うニュースタンダードマルチPEライン!
ゾーンカバー、シャングリラと専用設計と言っても過言ではない特質 した性能をもったラインが存在する中で「ゾーンィネス」は、いわゆるオルトロスPEの中核的存在を担う物である。様々なシーンやテクニックが想定されるバスフィッシングにおいて、マルチに 対応出来るトータルバランスが優れたPEラインの存在が必ず必要となる。ゆえに究極のスタンダードラインを目指すべく、柔らかすぎず硬すぎない、そして耐磨耗性にも気を抜くことなく、徹底的に使いやすさに照準を合わせた、パーフェクトマルチパフォーマンスラインを実現させた。
スペック:
● カラー: フィグレッド 135cm毎15cmホワイトマーク
● 素 材:ポリエチレン〈比重:0.98〉
実際使ってみた
上から:フロロ6lb、ZoneFinesse#0.8、D-BRAID#0.8
使用感:
実際の使用感としては、メーカー記載の「柔らかすぎず硬すぎない」感じ。同メーカーのアップグレードに比べたら多分色を見なくてもちょっと張りがあるのが分かるくらい新品時は少し硬い印象です。過去に使ったことのあるDUALのアーマーフロロに比べると柔らかいけど、アップグレードよりは硬いって感じです。
また、初回でコーティングがほぼ取れていない状態ですがガイドに絡むなどライントラブルは1回もなかったので非常に扱いやすい感じでした。
飛距離:
比重は0.98と一般PEで、自分の主な使用用途はサカマタミドストになると思います。実際3.5gの5インチ-サカマタシャッドをキャストしてみましたがアップグレードに比べて極端に飛距離が落ちる感じもないように思いました。超軽量のハードプラグなどを投げていないので、最終的に硬さが増したことによる張りによって飛距離に影響あるかもしれませんが、現状では特に気にならないというのが感想です。
1.5mマーキング:
また、アップグレードに比べてすごくありがたいのが1.5m毎のマーキング。ミドストをやっているときにはラインの動きも見ますし、なによりリーリングスピードを非常に意識しやすいです。ちょっとした違いなんですが、ミドストにはマーキングありのラインの方が自分はすごくありがたいと思いました。
強度:
2020フィッシングショウの時にも、木村プロより「G-soul X8 Upgrade PEより耐摩耗性など上!」と説明を受けましたが、1回使っただけなので分かりません。ただ、アップグレードでもノットがしっかりしていれば#0.8でPE部から切れたことはなかったので、かなり期待しているところではあります。
価格:
アップグレードが150m巻きで2300円前後、このZoneFinesseは100mで2300円前後と価格は結構アップしてます。自分の場合はケチって下巻きして50mで2回使う感じで巻いており、さらに年1回程度しか巻きなおししないので正直フロロよりお得感はまだあるかなという感じです。
まとめ:
簡単な初回のインプレでした。琵琶湖のPEを使ったミドストには初回の感想は高評価です。PEラインで1年くらいは巻き替えないことを思うと、価格もそれほど気にならないかなと思います。後は、長期間使ってみてコーティングの取れ方や実際に擦れによる強度など試していきたいと思います。