先日購入したWright & McGill Skeet Tournament 10′ Crankbait Telescopic Cast Rod。
実際に10ftのクランクベイト用ロッドって使い物になるのか?琵琶湖で試してきました。近々発売される【Deps The GUNGNIR グングニル】とは違い完全クランクベイト特化のロッドの実力は?今回は普段マグナムクランク用に愛用しているZENAQ GLANZ B76(旧モデル)と比較していきました。
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飛距離
できるだけ風の影響を受けないように、朝一番の無風状態で同じリールで10XDを投げ比べ、ボビンラインを購入した時に便利なデプスチェッカーを使って実際の飛距離を測定しました。
結果、各10投程度投げてSkeet Tournament 10′ Crankbait Telescopic Cast Rodの平均が約52m。ZENAQ GLANZ B76が48mでした。思った以上に飛距離では差は出なかったなと言う感じです。まあGLANZがマグナムクランクをかなり投げやすいっていうのもありますが。
使用感
ロッドの重量が258gもあるのでやはり重さは感じますが、長めのハンドルの為思った以上に簡単に振りぬけます。ただ1日となると慣れが必要かなという感じはします。ただはっきりとロングロッドのメリットとして感じたのはこれ。
身長176㎝の自分が普通に立ってロッドを下げただけでニーリング状態で巻くことができます。今回14lbで10XDをこの状態で巻くと真野漁礁(水深9m-Topが5m)であればおそらく普通に一番下の段のブロックをニーリングなしで直撃できます。このロッドで完全にニーリングすれば普通のキャストで10mライン直撃が狙えるかもしれません。
また、ロッドのスペック的には2ozがMAXと書かれておりもろにマグナムクランク向けのロッドになってます。逆にマグナムクランク以外の1oz以下を投げましたがかなり違和感があり投げにくいのでほぼマグナムクランク専用と思っていいかもしれません。
まとめ:
実際に10ftのロングロッドを使ってみて、このSkeet Tournament 10′ Crankbait Telescopic Cast Rodだからというのもあると思いますが、まあまあ人間が試されるくらい体力的にきついと思います。ただ、もっと軽量で振りぬきやすい10ftであれば確実にディープのマグナムクランクにはありです!超マニアックでニッチなロッドになってしまう可能性が高いですが屈伸運動せずにニーリングができるメリットは自分的にあるなと思います。波のある時にニーリングでピンスポットに投げ続けるのがまあまあ大変なんで、、、ULTREX買えよって話かもしれませんが、個人的には10ftのマグナムクランク用ロッドはありだと思います。