「意外と普及が進まないな~」と思っていたDEPS グングニルを代表とする超ロングロッド。10ft近いロッドって本当にメリットあるんだろうかと思って購入したW&M(Wright & McGill)のスキートリースロッド2本に関して1年程度使ってみての感想です。以前も購入した2本のインプレをしましたが、他社でも増えてきた超ロングロッド全般で実際ありなのかをまとめたいと思います。また、使用はすべて琵琶湖でバスボートで使ってみた感想です。
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Contents
Skeet Tournament 10′ Crankbait Telescopic Cast Rod
スペック
- 長さ:10ft
- ライン:10-30lb
- ルアーウェイト:3/4~2oz
- ロッド重量:258g(実測)
- ハンドル長:35㎝(実測)
インプレ
前回インプレ
10ftのクランキングロッドってありなのか?ですが、マグナムのディープクランク(10XDやSKT マグナムのディープ)にはほぼ必須と言っていいくらい良いです。普通にキャストしてロッドティップを下げるだけで7.6ftロッドのニーリングに近い状態で巻くことが可能です。
逆にマグナムのシャロークランク(KVD8.0やSKTマグナムのシャロー)に関してはウィードに当てた後ほぐす作業などは10ftの長さからかなりやりにくいです。10ftロッドで1日やろうとは思えないくらい操作性は悪いです。
他のマグナム以下のクランクに関してはこのロッドがかなりマグナムクランクを意識された仕様だと思うのですがせいぜい投げられて3/4ozクラスのディープクランクなのでマグナムクランク以外の用途は考えられない感じです。
Skeet Tournament 9’2″ Flippin’ Telescopic Cast Rod
スペック
- 長さ:9ft2inch
- ライン:15-30lb
- ルアーウェイト:1/2~2oz
- ロッド重量:228g(実測)
- ハンドル長:27.5㎝(実測)
インプレ
前回のインプレ
9.2ftのフリッピングロッドです。「こんなもの1日フリップできないだろ!」って外観ですが意外とやってみるとできない事はない。。。シマノ エクスプライドのロングロッドシリーズも使わせてもらったことがありますが、超ロングロッドでフリップは全然ありです。
- フリップの際にカバーに対して角度をつけてアプローチできる。
- ラインスラックを一振りでとれるので、バスが変な方向に走ってもフッキングが決まりやすい。
人工島などでおかっぱりでパンチングされている方などにも、ラインスラックを一気にとれるメリットは大きいので非常にメリットになるのではと思います。ただし、カバー打ちでも小技を聞かせて繊細に釣るのには不向きなのでハイシーズンにどんどん打っていくような状況にはいいですが、春や秋のちょっとタフな時には通常のフリップロッドの方がいいという感じです。
まとめ:
超ロング-クランキングロッドはマグナムのディープクランクには非常にあり!超ロング-フリッピングロッドはハイシーズンのどんどん打っていくような状況ではかなりあり!って感じでした。フリップ用もクランク用もこれ1本となるとつらいかもしれませんがボートならサブに1本ほしい感じです。