かなり、以前に購入した中華製の中溝スプール。シャロースプール(浅溝)では糸巻き量が足りない、ノーマルだと糸巻き量が多く、下巻きをしないといけないというジレンマの19 TATULA TWにジャストサイズと思って購入した中溝スプール。結果は非常に良好で全リールこれで良いぞというくらい気に入ってます。
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スペックの比較
ちなみに具体的な糸巻き量は以下
- 浅溝スプール(中華製シャロースプール):35m/16lbフロロ 重量:15.7g
- 中溝スプール(中華製ミドルスプール) :55m/16lbフロロ 重量:21.6g
- ノーマルスプール :100m/16lbフロロ 重量:28.7g
重量のトータルがそのままキャスト時の初期回転の良さ(感覚ですが)に直結するなという印象です。例えば浅溝スプールで1ozのスイムベイトをどうしても投げる必要があったのですが、その際はマグネットブレーキをMAXで投げても糸が35m全部出る感じで、初期はラインがスプールから浮く感じです。
中華製 中溝スプール
ディープでキャロをするために14lbのフロロを60m巻いた状態で一番長く使用したのでそのインプレになります。
〇3/8ozスピナーベイト
近距離をテンポよく釣っていくのに初速の回転もよく非常に快適でした。遠投してもノーマルスプールに比べても距離は伸びましたが、それも数mという感じです。どちらかというと気持ちよくキャストできる方がメリットある感じです。
〇1/4キャロ + ドライブシュリンプ4.8
ノーマルでは少し軽いかなと思うリグも、かなり快適にキャストできます。向かい風に対してもマグネットブレーキきつめでキャストすると思いっきり振りぬいてもバックラッシュせず快適にキャストを続けられるので、このあたりのウェイトでの使用はノーマルに比べてかなりメリットあると感じられます。
〇3/4ozキャロ + サカマタ6
このあたりになると、ノーマルスプールでも十分快適に投げられるウェイトになってくるので差はなくなってきますが、初速が良い分マグネットをかなりきつめで投げる必要があります。
まとめ:
何を投げて何m飛距離が伸びたなど書こうかとも思ったのですが、この中溝スプールの良さは「幅広いウェイトのルアーを快適に扱える」というのが最大のメリットかなというのが感想です。時期的に投げる機会がなかったんですが、19TATULAで1/4ozクラスのバルサクランクをノーマルのスプールで投げるのは快適ではないけど、このスプールなら軽量・空抵抗の大きいルアーからそこそこ重量級のルアーまで投げらるなという感じです。
特に7ftのMH等のロッドで、5gライトテキサス+ロングワームからスイムジグのフルキャストまで1本のロッドでやりたい場面って琵琶湖のボーターならあると思うのですが、そういった場面に快適に釣りができるスプールという感じです。
たとえが、どうしても琵琶湖のボート中心になってしまいますが、おかっぱりでもかなり優秀なスプールだと思うので興味ある方は試してみてはいかがでしょうか。