もう、いつまでも終わらないDF275Sのプロペラ問題。ただ、そこそこアクセス数が多いので調子に乗って試せるペラはすべて試す!という勢いで試しています。
今回は特別なルートからお借りできたPowerTech社のRK3-P29。3枚ペラのP29でダイアは14.5インチと仕様なんで感覚的には6200回転を回しきりそうというイメージでしたが結果は?
いろんなプロペラの感想
現状、いろいろ試してみてほぼ結論は「琵琶湖には純正3枚が一番」と言う感じになってきています。実際多くのプロガイドさんも使われていますし(燃費の問題の方が大きいかもしれませんが)DF275Sに純正3枚P26がトップは狙えないけど走りやすく、燃費が良いため、最もい適しているかなと言う感じです。ただ、P26でも73マイル(117km)前後は琵琶湖で十分出るので十分と言えば十分なんですが。実際に、北湖でPUMA+DF275S乗りの方はP26でMAX120km/hを達成しておられます。
PowerTech社の RK3-P29
実はアメリカのバスボート掲示板BassBoatCentral ではPOWERTECH社のRKR4と言う今回借りたプロペラの4枚仕様でそこそこの結果を出している人もいるのでちょっと期待して試してみました。
今回は、MercuryRachingのサイトのPROP SLIP CALCULATORを利用してスリップ率を計算しました。
4000回転:約40マイル
P29×2.54㎝×4000rpm×60分÷2.08÷100000÷1.6km=52.12マイル
スリップ率:24%
5000回転:約51マイル
P29×2.54㎝×5000rpm×60分÷2.08÷100000÷1.6km=66.4マイル
スリップ率:23%
6100回転:約71.5マイル
P29×2.54㎝×6100rpm×60分÷2.08÷100000÷1.6km=81マイル
スリップ率:11%
結果
ジャックの位置が悪いんだと思い、何度もジャック位置を変えて走ってみたんですが回転数低い位置で超スリップ多いです。上はそこそこなんですがあまりにも低回転域のスリップが悪すぎてテストを断念。ジャック位置をもっと思い切って上、下させてみたほうが良かったかもと反省しています。
また、上に関してはまだ踏みしろがあったので、恐らくP30とかでもいいかもと言う感じです。琵琶湖よりももっと標高の低い川などで、重量艇の場合にはすごくはまるペラなのかもしれません。
あとは、ベントホールがフルオープンだったのでそのあたりも影響している可能性はあります。このペラはまた機会があればもう少し試してみようと思います。
まとめ:
そこそこ、プロペラも試せてきてかなり現実的なところが見えてきたように思います。できれば琵琶湖で78マイル(125km)程度を目指したいところですが現状なかなか難しそうなので、70マイル(110km)を安心して出せて燃費が良いという仕様を目指す方向かなと思います。
あとは、過去のプロペラ記事にあるプロペラももう一度試して結果を更新していきたいですね。
あと、試すペラは2枚程度あるので、今後もプロペラ記事は続きます。