昨年7月にMercury ProXS(2st)250馬力から載せ替えたSUZUKI DF275S。わずか半年でアワーメーター50時間越えと以前に比べて倍以上のペースでアワーメーターが伸びてます。これは最近では釣りするエリアが北湖がメインになってきておりそれに伴い、走行距離も伸びる伸びる・・・・走れるなら外ヶ浜や彦根は当たり前で走ってしまうので、当然の結果と言えば当然なんですが、ここで問題なのがプロペラ問題。
SUZUKI純正4枚 P28はすでに試して良かったんですが劇的な感じでもなく・・・
次は、他のBASSCAT乗りAさんにアドバイスを頂いて、SUZUKI 純正3枚のP27.5を試してみることにしました。
SUZUKI 純正3枚 P27.5
※朝写真撮り忘れたため、SUZUKI GLOBALより引用
他のDF275Sユーザーさん全般から「燃費は一番いい」と評判の純正3枚ペラ。ギア比は違えどDF175とかでもP26が一般的に使われているので、純正最大のP27.5をマリーナの人から借りれたので試して来ました。
特徴としてはとにかくダイア(直径)16インチ!バスボートで使われているペラの中ではだんとつ直径のでかいペラです。
結果
4000回転:約49マイル
P27.5×2.54㎝×4000rpm×60分÷2.08÷100000÷1.6km=50.4マイル
スリップ率:2.8%
5000回転:約61マイル
P27.5×2.54㎝×5000rpm×60分÷2.08÷100000÷1.6km=63マイル
スリップ率:3.2%
MAX:65マイル前後
当日は朝から南風がそこそこ北湖西岸に当たっており踏み切れなかったのでとりあえず、最高速は未測定状態ですが、スリップ率の低さが際立ちます。燃費の良さもこのあたりが影響してるんだろうなと思います。
うまくこの純正3枚ペラを回しきれれば、すごくいい結果になりそうなんですが、ピッチが1.5刻みの為、P27.5の下はP26・・・P27がよさそうとの意見も。
個人的な感想としてはダイアがデカいからかとにかく「もっさり」したイメージ。本当にトルク感のあるエンジンがさらに下から押すようなペラで自分の普段使っているS3が凄くシャープなイメージ感じます。
番外:
この日はさらに、北湖で他のBASSCAT PUMA FTD+DF275S乗りのAさんのPUMAにも乗せてもらう機会があり乗せてもらったんですが、全く別の船状態・・・
結論としては、BASSCATはスタンヘビーでないと安定して走れない。プロペラどうこうよりも、ボートのバランスをスタンヘビーにして走る必要がある感じです。また、この日はAさんにトリムやジャックの良い位置なんかも教えてもらって大変勉強になりました。
また、この日は私のSOLAS S3 P28をAさんに履いてもらったのですが、
- スリップ大きい
- 燃費悪い(純正3枚に比べて0.5km/Lは悪そう)
- それほど浮かない
おそらく、かなりスタンヘビーよりのボートや重量艇には合うと思うのですが、自分達には合わない感じです。
まとめ:
完全に頭でっかちになっていて、いかに自分が知識と技術不足かを思い知りました。自分の操船技術とボート自体の重量バランの両方を見直す必要がありそうです。Aさんのpumaはびっくりするくらい安定して滑走できたのでAさんのボートを参考にボートのセッティングを見直したいと思います。
あとは、操船技術ですね。自分の想像をはるかに超えたジャック位置で走った方が良いとのアドバイスをもらったので、やることがいっぱいありそうです。