釣りにおいてもっとも魚に近い道具のフック。<つづきです>
※注意!
- あくまで素人のta-toが感じた主観をもとに書いているので誤りがある部分も多々あると思いますがご容赦ください。
- また、私は基本3/0、4/0をメインに使うので5/0をメインに使われている人とは意見が違う場合があります。
- ラインはPE 65LBを使用したシャローカバーの釣りを想定しています。
Contents
伸びるフック・伸びないフック ?
各ストレートフックの形状を見ての気づいたのはフックポイントからフックベンドの一番下までの距離が関係している?と言うことでした。
フッキングの際に掛かる上方向のベクトル①と下方向①は同じなので、フッキングの力がそのままフックを曲げる方向の力に変わった場合、下方向①のベクトルを受けるのは赤丸の部分だと思います。つまり、フックが伸びるのに耐えるのは赤丸部分が重要となります。
なので、Gamakatsu Heavy Cover Flippin’ Hookなど伸びにくいフックは赤丸部分を大きく取る為、フックポイントとフックベンドの一番下部分が近く設定してあると考えています。こういった考えに行きついた2012年、あのフックが発表されます。
RYUGI タントラムコントロール
極太線径&この形状:「絶対にフックを伸ばされたくない!」という意思をはっきり感じるフックです。実際に2013年シーズンをほぼこのフックで釣りましたが本当にたった1度の伸びもなかったと思います。
結果としてハイシーズンにしっかりとしたバイトを得られる状況ではこのフックは最高です。ただ、本当に微妙ですが体勢をしっかり整えられない状態でフッキングした場合でも掛かりやすいのはGamakatsu Heavy Cover Flippin’ Hookかな・・・という感じです。
はっきり言って私のスキルの問題もありますし、その差は好みの問題かもしれません。
それくらい甲乙付け難いフックで、ハイシーズンのバイトが深い時は迷わずこのフックを使うと言う感じです。また、木村健太プロの仕様だと思いますが、ラインアイはロウ付けなし、ワームキーパーは収縮チューブなのでスネルノットする場合は自分で加工が必要です。
<自作ロウ付け>
<自作ワームキーパー>
そして・・・2018年 注目フック① ICHIKAWA Fishing TS-3!
ここ数年シャローよりディープの方が圧倒的にトーナメントで成績を残せる感じでしたのでディープ中心に釣りをしてきましたが、2018年は気になるフックもいっぱいあるので、もう一度シャローをしっかりやり込みたいなと思います。
ICHIKAWA Fishing TS-3!形状・線径ともによさそう!。確実に試すと思いますが特に動画の紹介で「ひねりによるワームのホールド性が高い」という点が非常に気になります。自分はかなりコンパクトワームを多用するので、ワームのホールド性に関しては非常に興味あり。
そして・・・2018年 注目フック②
Owner 4x Jungle Flippin’ Hook!
以前愛用した「Owner Straight Shank Wide Gap 3X Flippin Hook」の強化版です。
形状よし・線径よし・ナイロンワームキーパー標準装備
見えにくいですが、スネルノット対策に隙間をエポキシ?か何かで埋めてあります。フリップ・パンチングで必要とされる機能を全部突っ込んだって感じです。トータルバンランスでGAMAKATSUを超えてくるのか非常に興味ありです!
まとめ
超素人の思うまま書かせてもらいました。各フック一長一短・好みもあるので是非いろいろストレートフックを試してください。また、「Gamakatsu Heavy Cover Flippin’ Hook」「Owner 4x Jungle Flippin’ Hook」などアメリカ仕様のフックはTackleWareHouse(TWH)で購入できます。