琵琶湖の夏の定番パンチショット(リーダーレスダウンショット)。ウィードが伸びてくると、水通しのよいカレントの効いたカナダ藻の中にバスが集中することにより50upを連発できる釣りです。また、テキサスリグにくらべてウィードへの貫通力が高いため以前であれば1ozクラスのテキサスリグで釣っていたウィードエリアを3/8ozや1/2ozのパンチショットリグで釣ることができ非常に食わせの能力も高いです。ただ、デメリットとしては現場でリグることが邪魔くさく事前にリグを作っていくことが必須です。
色々とこのパンチショットリグのこだわりの作り方が公開されていますが、今年私が試してみようと思っているリグを紹介したいと思います。※ダメでボツになりそうならすぐにアップしなおします(笑)
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既存のパンチショットリグ
大体、皆さん同じかと思います。#2のスプリットリングにスイベル、シンカー、フックをつなげる作り方です。これでも問題ないのですが、なんかリグが大きくなる(気がする)のが若干気になるんですよね。
2018年仕様
別に特別なことはないですが、DecoyさんのオープンスイベルアイのMを使用したパンチショットリグです。スイベル直にシンカーとフックを取り付けられるので非常にコンパクト(な気がする)になります。ただし不安なのがやっぱり強度。このオープンスイベルの引張強度のスペックは約5kgなのでポンドに直すと11lb、、、ちょっと不安。でも実際には過去最高にパンチショットで釣れた時に3kgクラスを複数本釣った際でも問題なかったので実際にはもっと強度があると思います。しかし、ここはやっぱりちょっと一工夫して
半田溶接してみました。過去アラバマリグでステンレス棒の溶接で何度も半田溶接してますが強度的には10kg以上=22lb以上の強度を保っています。
ステンレス半田のみではほぼ半田付けはできませんので必ず専用のフラックスを使いましょう。
念の為、強度を図ってみる
こんな感じでテストしてみました。
- オープンスイベルの半田仕様
- オープンスイベル推奨のアロンアルファ固定
プッシュプルゲージにPEラインを結んでフッキングの要領でシャクるように測定してみた結果は!
オープンスイベル半田仕様:
180N(40lb)までは何度も耐えましたが、思いっきりシャクって230N(51.7lb)で溶接したらカシメたオープン部ではなくラインを結ぶリングが飛びました。。。これはこれでどうかと思いますがまず、PE65lb+フリッピングロッドのフルフッキングでも問題ないレベルと思います。
オープンスイベル+推奨のアロンアルファ止め
この結果が以外で、100N(22lb)程度までは全く問題なし、120N(27lb)の後160N(35lb)で予定通りのオープン部分が伸びました。ただ、120N(27lb)まで耐えたのはメーカーのスペック値5kg(11lb)よりかなりいい数字であり、実際はこれが実力値なのかなと思います。メーカーの保証値を5kgと考えると実際は25lbくらいの実力はあるんだと思います。なので通常は半田仕様にしなくてもメーカー推奨のオープンスイベル+アロンアルファで十分使えると思います。バスと引っ張り合いをすればまず先にラインが切れると思います。
まとめ:
予想以上に強かったオープンスイベル!私はオープンスイベル半田仕様で使おうと思いますが、現場でどうしてもフック交換したい場合なんかは通常のオープンスイベルの使い方で十分OKだと思います。もうすぐパンチショット最盛期、ウェイト別2個づつくらいは準備しておきましょう。