注意:バス釣りとは全く関係のない記事なので、釣り人はUターン。ウルトラ長文です。
[Permalink Redirect]プラグインがダウンロードもできなくなっているので、[Permalink Redirect]を使わずにパーマリンクを変更後に一括で転送設定してみました。[パーマリンク 変更]で検索するとほぼ[Permalink Redirect]を使った記事ばかりで、現状では役に立たないので、少しでも役に立てばと思います。
Wordpressでブログをやっていると大概一番最初に決める大事がパーマリンク(permalink)の設定。自分はもう2年以上前からblogをWordpressで始めたんですがその際に参考にした記事(忘れてしまいましたが)が「パーマリンクは基本でもいいんじゃない」と言うのをそのまま受け入れてここまでやってきました。しかし、それでは現在のGoogleの指針からは外れているため、思い切ってパーマリンクの変更を行いました。
正直、本来permalinkの変更は長期間ブログをやっていればいるほどやるべきではないと思うのですが、まだまだこのブログを続けていくためにも避けては通れない道かなと思い、方法を確認しながらpermalinkを変更してみました。
Contents
概要
パーマリンクを基本(https://ドメイン/?p=123)から投稿名 (https://ドメイン/sample-post/)へ変更します。
同じ方法で、どんなパーマリンクでも変更は可能と思います。
- 各投稿・固定ページ・カテゴリ などに今後記事のurlになる記事名をスラッグに登録
- Export any WordPress data to XML/CSV をインストールし、現在のパーマリンク一覧とスラッグ一覧から旧URLと新URLのリストをcsvで作成
- Redirectionをインストールし、「2」で作成したcsvで一括でリダイレクト設定をする。
- UpdraftPlus – Backup/Restore でバックアップ作成
- パーマリンクの変更
- Redirectionを有効化
パーマリンクとは
この記事を読んでいる人は、既に分かってるよ!と思いますがおさらい。
パーマリンクまたはパーマネントリンクは、今後何年も変わらずに残ることを目的としたURLであり、リンクの腐敗の影響を受けにくいハイパーリンクを生成します。多くの場合、パーマリンクは簡単に、つまりわかりやすいURLとして表示されるため、ユーザーが簡単に入力して覚えることができます。 ウィキペディア(英語)
ようはwebの投稿や固定ページなど各ページ毎につけるURLです。Wordpressではドメインの後部分をダッシュボードの「パーマリンク設定」で変更できます。
https://ドメイン/[XXXXX] ←このXXXXX部分を変更できます。
現在、googleのパーマリンクの推奨としては
シンプルな URL 構造を維持する
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。
上記のようになっており、論理的かつ人間が理解できる構成で、IDは推奨されていません。
自分はブログを始めた際にどこかのサイトで基本(?p=123など)のIDでも良いと書かれていたのを参考にしたため、ずっとIDのパーマリンクを使用していたため、今回はgoogleの推奨パーマリンク(投稿名)に変更しました。
パーマリンクを変更するデメリット
- SNSの評価のリセット
- SEO評価のリセット
- リンク切れのリスク
各項目かなりリスクの塊で、本来であればやるべきではないというのが感想です。こちらに関しては、他のblogでも多く書かれていることなので簡単に終わります。
自分はgoogleの推奨を無視するのもいかがなものかという点と、弱小blogで一回リセットしても長期的にはメリットあるだろうと思い、パーマリンクを変更しました。SEO評価やリンク切れに関しては301リダイレクトをすることにより、被害は最小限に食い止められるのではと期待しています。
新URLを投稿名で作成するために、スラッグに登録する
まず最初に新URLを投稿名で作成する為にスラッグに登録します。この登録したスラッグが新URLになります。
URLを変更する記事に対して
[ダッシュボード]→[投稿一覧]→[クイック編集]と進むとスラッグの項目があるので、そこに新URLとなる文字を入力して更新しておきます。
google推奨の人間にわかる簡単なURLになるように英語で記入しましょう。日本語ではURLが非常に長くなり推奨されていません。
固定ページやカテゴリーも同じ方法ですべて更新してください。自分の場合は約300記事を更新したのでこの作業にかなり時間かかりました。
新・旧URLリストの作成
のちのち、Redirectionプラグインで使用するために、新・旧URLを一括でリダイレクト登録するためのリストを作成します。1個1個リダイレクト設定をしても良いのですが、300個以上の記事を一括で登録したかったのでイロイロと方法を探してこの方法にたどり着きました。
Export any WordPress data to XML/CSVのインストール
現在登録されている記事のパーマリンクの一覧と先ほど作成したスラッグの一覧をCSVで取得します。
[ダッシュボード]→[プラグイン]→[プラグインを追加]で 「WP all export」と検索するとExport any WordPress data to XML/CSVが表示されるので「今すぐインストール」をクリックしてプラグインをインストールします。
インストールが終了したら、ダッシュボードからExport any WordPress data to XML/CSVのアイコンのすべてエクスポートをクリック
赤丸の部分を投稿にして[エクスポートファイルをカスタマイズします]をクリック。固定ページの場合は赤丸の部分を変更してください。
登録されているフィールドを一旦すべて削除して[parmalink]と[slag]の2個だけを登録して、[続行]をクリック。
エクスポートの確認&実行をクリック
赤丸のCSVをクリックすると、CSVがダウンロードできます。
一括リダイレクト用のCSVの作成
最初は黄色セルのparmalinkとSlagの2列だけ表示されていますが、隣の列(青色部分)に関数で”ドメイン/”&[slag列] の関数を入れると新URLを作成できます。後は何個記事があっても関数をコピーすればOKです。
最終的には旧URL、新URLの2列のみのcsvファイルを作成できればOK。これでリダイレクトの一括登録用のファイルが完成です。
Redirectionでリダイレクト設定
リダイレクト用のプラグインRedirectionをインストールします。
ダッシュボードのプラグインを追加からキーワード「redirect」ですぐに検索できます。画面はインストール後になってますが「今すぐインストール」をクリックしてRedirectionをインストールします。
インストール後はダッシュボードの[ツール]→[Redirection]のグループタブを選択し
すべてのグループを削除してください。
その後にグループを追加で適当な名前のグループを作ります。※ここではredirectと言うグループを作成しました。
重要:作成したグループを無効化します。
ここで無効化しておかないと、転送ルールをインポートするとすぐに転送が開始されて404エラーが発生します。
[インポート/エクスポート]タブに移動し、先ほど作成したCSVファイルをインポートの点線内にドラッグしてからアップロードします。
[転送ルール]タブに移動し、CSVの通りにルールが作成されていることを確認します。
これで転送設定が完了です。
UpdraftPlus – Backup/Restore でバックアップ作成
ここから先は、やってしまうと後戻りは大変なのでもしもの為に絶対にバックアップを取っておきましょう。
自分はバックアップにUpdraftPlus を利用しています。その理由は
バックアップは取ることが目的ではなく、ちゃんとレストアできることです!
このUpdraftPlus の設定の説明はしませんが、非常に簡単にバックアップでき、そして簡単にレストアできるプラグインなのでお勧めします。
パーマリンクの設定変更
ダッシュボートの[設定タブ]→[パーマリンク設定]に移動し、パーマリンクを[投稿名]に変更し、[設定の保存]をクリックします。
これで、URLが基本の[ドメイン/?p=xxx]から[ドメイン/投稿名]に変更になったので、急いで転送設定を有効化します。
Redirectionの有効化
先ほどのRedirectionのグループタブに移動し、先ほど作成したグループを無効化から有効化に変更します。
これで、旧URLから新URLに転送設定が有効になって転送が開始されます。
内部リンクの修正
現状のままでも内部リンクを修正しなくても転送されますが、内部リンクに関してはそのままにせず、新URLでリンクを貼りなおす方が良いので、ゆくゆく内部リンクはすべて新URLに修正していきましょう。
まとめ:
理屈が分かってやってみれば簡単なんですが、とにかく記事数が多いとスラッグを使った新URLの作成に時間が掛かりました。このような作業をしないために最初にきっちりパーマリンクを決めて運営することが大切だなと実感しました。
やらないで良いにこしたことはないのですが、どうしてもパーマリンクを変更しなくてはいけない人のたすけになればと思います。