Mercuryから新型船外機 4ストローク V8-4.6LのProXSが発表になりました!なんといってもV8-4.6Lの4ストロークで重量229kg!YAMAHA VMAX SHOに完全にぶつけていく形です。
下のFACEBOOKの埋め込み動画でもNEW Veradoの発表の際に「2018年のSTEP1だ!」としていたように、STEP2として今まで2ストロークだったProXSに追加して4ストロークのProXSを発表されました。
MercuryのWEBページでも紹介文を引用すると(超意訳w)
「パフォーマンスと勝利のための次世代エンジンで走りましょう。
Pro XSを搭載したアングラーは、他のすべてのブランドよりも多くのバスフィッシングトーナメントで勝利しました。
軽快な加速と最高速度、伝説的な信頼性、軽量設計、そして優れた燃費により、より遠くに、より速く、より強く進ために。」
完全にバスボートを対象にしていることがわかります。
SHO、2ストロークProXSとの比較
New ProXS | YAMAHA SHO | ProXS 2st | |
エンジンタイプ | V8 4.6L | V6 4.2L | V6 3.0L |
4ストローク | 4ストローク | 2ストローク | |
重量 | 229kg | 239kg | 234kg |
※プロペラ込みか不明 | ※プロペラ込み | ※プロペラ込みか不明 | |
ギア比 | 1.75:1 | 1.75:1 | 1.75:1 |
最大回転数 | 6200 | 6000 | 6000 |
※すべてUS仕様の250馬力での比較
ほぼ、横並び!新しいProXSはプロペラ重量抜きであったとしてもYAMAHA SHOより軽量になる可能性があります。しかし、気筒が増えれば重量増になると単純に思っていたのでですが、よくV8エンジンでこれだけ軽量に作れたなと言うのが感想です。値段もおそらくYAMAHA SHOとの対抗になってくると思うので同じくらいになると思うと非常に興味ああります。自分のPUMAに300馬力・・・・
あと、最大回転数が200回転+されているのが気になります。
BASSCAT社のインプレッション
リンク先を読もうとしましたがえげつない長文。。。私では読み切れません。ポイントだけ読み取ると。
- 2018年夏の終わりにフロリダのレイクX(この名前を懐かしいと思うのはおっさんなんでしょう。。。)でテストを実施。そのときバスボート関係者は12名中2名だけだった。
- テストに準備したのはEYRA(BASSCAT社の中で20ftの飛ばし屋系ボート)
- エンジンシフト&スロットルはデジタル+ワイヤー※完全にSHOを意識してます。完全デジタルにせずに一部ワイヤーを使ったほうが故障のリスクを減らせるのでしょう。
- 重量はほぼ既存の2ストロークのProXSと同じ。
- 全開走行は2ストロークより良くなっている。エキゾチックなスポーツカーのようなチューニングを選択したとのこと。
- 初期の馬力合わせ前はEYRAで85マイル程度で走行。その後馬力を合わせていくと70-80マイル。※ほぼ既存のProXSと同等かちょっと遅い?
- V6やインライン4を完全にこのV8エンジンは超えている!
まとめ
完全にSHOをつぶしに来たMercury Marine!これでSHOよりスピードがでて耐久性があれば完全にバスボートでのシェアを圧倒するかもしれません。
いままでは軽量4ストロークと言えばSHOで、Veradoでは重量が重すぎたと言われるポイントを完全にクリアしています。これでMercury RacingからV8-4.6Lの400馬力とか出てきたらめっちゃ面白いでしょうね。
自分もこの円安で乗り換えは難しいのでエンジンが壊れたら候補の1個になるのは間違いないです。