今年はコロナの関係で、ICASTもオンライン。
※ICAST:アメリカのフロリダ州オーランドで行われる、世界最大のスポーツフィッシングの展示会。
ただ、アメリカ向けの新製品はこの7月のICASTで発表されて投入されていくので、非常に興味があります。また、アメリカのみ展開の商品もありますが以前は、ICASTで先に発表されて日本にも展開と言う流れてもあったのでもしかすると2021年の新製品という興味もあり、発表されたら見ています。
※US DAIWAサイトより引用
2020のICASTに出品される商品はすでに数多くの海外サイトでまとめられているのですが、その中でひときわ気になったのが US DAIWAのTATULA300!ほぼ日本では需要ないサイズ?と思いますがマグナムクランク専用機としては間違いなく、過去最高と思っています。
※現在使用しているマグナムクランク用リールLEXA300のインプレはこちら
マグナムクランク用リールに求めるもの
ここ最近、シャロー・ディープ問わずマグナムクランク用リールに求めるスペックは
- ローギア~ノーマルギアでマグナムクランクの巻き抵抗を緩和してくれるギア比
- 上記の中で最大限早く巻ける(結果スプールの直径が大きい37㎜以上が理想)
- バックラッシュしにくい(マグネットブレーキ)
自分の腕の問題だとは理解してますが、シマノの遠心ブレーキのフィーリングは最高に気持ちいいのですが、巻物などで向かい風関係なくフルキャストしたい用途などはマグネットブレーキの方がバックラッシュを気にせずフルキャスト可能で好みです。
US DAIWA TATULA300
TACKLEWAREHOUSEの説明文を超要約すると以下。
TATULA300は大型スプールを採用し、太いラインを多く巻けロングキャストができます。また、大型ギアをアルミフレームで保持することで剛性が上がり、パワーとトルクが増します。
US DAIWAのページによると内容はだいたい同じですが特に、大型のクランクベイト・スイムベイト(日本で言うビッグベイト)・アラバマリグに最適とのこと。
スペック
- BEARING(ベアリング) : 7(2CRBB+5BB)+1
- GEAR RATIO(ギア比) : 6.3、7.1、8.1
- LINE PER HANDLE TURN(ハンドル1回転あたりの巻き取り量) : 85㎝~109㎝
- WEIGHT (重量) : 322g
- MONO CAPACITY(糸巻き量) : 12lb/234m 14lb/194m
- DRAG MAX STRIKE(ドラッグ) : 13kg~11kg
特徴
-T-Wing System
-110mm Heavy Cranking Power Handle
-Aluminum Frame
-43mm Aluminum Deep Spool
-Ultimate Tournament Drag
特に、それほど特出した特徴がないように思いますが、注目したのは直径43㎜のディープスプール!軽量ルアーは一切無視ですがロングキャストとギア比6.3のノーマルギアでハンドル一回転あたりの糸巻き量が85㎝と、自分的には「マグナムクランク投げるならこれでしょ!」というスペックです。
また、標準で110㎜のパワーハンドル装備なので巻き取りの楽さは間違いないだろうと思っており、追加でハンドルを購入しなくていいのはメリットです。
まとめ:
現在使用しているLEXA300でもかなり快適にマグナムクランクを巻くことができますが、このTATULA300は、同じ労力でさらに早く巻けそうなんで非常に気になります。価格は270ドルと少しお高い目ですが、輸入してでも購入しようか非常に悩ましい感じです。発売は9月予定なのでそれまで悩んでみようと思います。