もはや冬だけではなく、通年琵琶湖では定番で投げられているアラバマリグ。個人的にはブレードあり・なしで言えば「絶対ありがいい」と思っています。市販品でもアームを増やしたり・ブレードの枚数を増やしたりと、いろいろなパターンのアラバマリグが増えてきてますが自分も最近ブレードが多い方がディープでの反応がいい場面が増えてきているので思い切ってブレードの枚数を倍の10枚仕様のコンパクト版を作成してみました。
※琵琶湖で流行り?のステルスセブン。7本アーム+ブレード仕様
ブレードを増やした時のメリット
やはり単純にアピールが増えるのがメリットと考えています。自分自身、北湖のディープでアラバマリグを使いだしてからはブレードありの方がバイトは確実に多いと実感しています。リグのイメージ自体がベイトの群れなのでブレードが多い方がより実態に近く、バスにとって魅力的なのではと考えています。
アメリカでは一時期FLWの試合などでアラバマリグを2連結して10本アームなど使っている選手もいたので、ブレードやアームを増やすのは確実にメリットだと考えています。
ブレードを増やした時のデメリット
- 空気抵抗が大きくなるためだと思われるが、キャストし難く・飛距離が伸びない
- ブレードの枚数を増やすと引き抵抗が大きくなり、浮き上がりやすく感じる。
自分もアラバマリグの2連結など試したことがありますが、キャストし辛くてたまりません。また、過去にも1アームに2枚のブレード付けたこともありましたが、やはり引き抵抗が増して、気づかない間にボトム付近を引いてこられず浮き上がっていた経験上、レンジキープが難しいイメージです。
新しいアラバマリグの仕様
とりあえず、レンジキープが少しでもやりやすいようにブレードの枚数を増やす代わりに、ブレードのサイズを#3→#2.5に落としてみました。
- 各アームの太さはステンレス1.0㎜
- ウイングのアームの長さは約100㎜、メインは150㎜
- 各アームには#2.5のブレードを各2枚で合計10枚
- ブレードとブレードの間隔は20㎜で、カラミ止めパイプの内径1.5㎜を20㎜にカットして写真のように挟み込みました。
- ブレードの位置はジグヘッドの付く末端のスイベルから35㎜の位置に統一しました。
- アラバマリグの重心を安定させるために、下側のアームに1号(4g)のおもりをアームに取り付け
主な作り方は、以前の作り方と一緒なので、そちらを参照してください。
完成
材料さえあれば小一時間もあれば組み立てられます。
ブレードのジャラジャラ感が凄いです(笑)
実際に使う時にはDREAM EXPRESS LURES様の ノントラボーを使うことで、アラバマリグ特有の糸絡みを解消しようと思っています。あとは、水深によってジグヘッドの重さを変えたり、アイの部分にダウンショットシンカーと追加したりと工夫しながら冬のでかいバスを狙いたいと思っています。