夏の琵琶湖と言えばヘビーテキサスリグを使ったウィードマットへのパンチング!また同じヘビーテキサスリグでシャローエリアの菱藻へのフリッピングも楽しい時期がやってきます。すごい一般的な内容になるかと思いますがおさらいがてらと今年の自分の使っているタックルとリグを説明したいと思います。
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ロッド
7.6ft以上・ヘビーパワー以上のロッドで思いっきり合わせても折れないロッド推奨です。各社いろいろと専用ロッドが出ていますが、本当に丸一日パンチング・フリッピングをしていく上では専用ロッドが必須になります。
当然私は自分自身も開発に関わらせていただいたZENAQ Spirado Blackart B79 CoverPEを一押しします。各社いろいろな専用ロッドが出ており特定条件ではB79より良いロッドがあるかもしれませんが、春~晩秋の1年を通して各すべての状況でのパンチング・フリッピングを考えたとき最適なロッドであると自負しています。
リール
耐久性があってハンドル1回転での糸巻き量が多いハイギアのリールが適しています。ただ、人によってはフッキング後の「巻き取りトルク」を優先して6.3:1などのノーマルギアを好む人もいますので好みが出るところではありますが、回収の動作やフッキングまでにラインスラックを早く回収するために私はハイギア推奨です。
私は操作性重視で13 メタニウムXGを愛用しています。軽量でエクストラハイギアによる巻き取りの速さがすごく気にっています。またCURADO 201E(US SHIMANO:日本版は09スコーピオン1501-7)はすでに10年近く愛用しておりオーバーホールに一度も出してませんが故障もなく使えているのでシマノの150~200番クラスのハイギアは安心して使えると思います。
ライン
PE6号(65lbクラス)でOKだと思います。細くしたからバイトが増えるということもないですし、これ以上太くしても操作性が悪い感じです。PE特有の糸鳴りなどを考えると8本撚り以上を推奨します。
私もかなりいろいろなラインを試しましたが、落ち着いたのはSUFIX832の65LB
他社の8本撚りなど試しましたが糸鳴りがマシでも柔らかくコシがなければテンポよく打ちにくいことが多く、ある程度ゴワゴワしたハリがあるほうがカバーの抜け・入りもよいと感じてます。なので高級12本撚りとかは試しておらず、他社の高級PEだと同じ6号でさらに強度もありますが、必要十分でSUFIX832をかれこれ8年以上愛用しています。
ヘビーテキサスリグ
シンカー
タングステンでコンパクトにというのが大前提で2パータンあります。
- 通常のヘビータングステンシンカー(3/4~2・1/2oz)+パンチスカート+フック
- ラバーが巻けるヘビータングステンシンカー+フック
自分は手返しをよくするために、よりコンパクトに&可動部を減らしたいので2のラバーが巻けるシンカーを愛用しています。ずっとNOIKEのシンカーを愛用していましたが現在は販売されていないようで非常に残念です。ラバーも自分で好きなラーバを選べるのもメリット、広がりの良さとすり抜けの良さからラウンドラーバのミディアムを少な目に巻いています。
現状、シンカーにラバーを巻けるシンカーで手に入りやすいのはダイワ スカパンシンカーになります。
フック
これは下記記事を読んでください。
現状、自分が一番おすすめするのは「US Gamakatsu Heavy Cover Flippin’ Hook」か「リアクションイノベーションズ BMF HOOK」です。
ただ、今年は期待できるフックが多く「Owner 4x Jungle Flippin’ Hook」と「ICHIKAWA Fishing TS3」の2種類を試しています。
ペグ
シンカーを固定するゴムの棒です。国産・アメリカ物もかなり試しましたが値段と使い勝手で「Top Brass Jumbo Peg-It Pegging System」 一択です。しっかり固定でき固定の最中に切れることもありません。残念なのは国内ではほぼ取り扱いがないので輸入がメインになりますがたまにアメリカ物を輸入されているショップにはあるので探すか、TackleWareHouseから輸入してください。
リグの作り方
今年からNotSnel!でリグってます。ペグで固定後はスネルノットをせずに普通にダブルクリンチノットで結んでます。
まとめ
PEラインを使ったカバーフィッシング。もちろんすごいパワーフィッシングですが、実は超繊細な釣りでもあります。最低限専用タックルが必要なのでハードル高いですがその見返りも大きいのがパンチング&フリッピング、是非試してみてください。