超雑記です:タイトル通りなんですが、本当に過去の記憶に縛られず場所やルアーを『今』を感じながら釣るのって本当に難しいです。最近であれば2018年BATNETカテゴリー2の最終戦の時、前日プラもしっかりして場所もルアーも食わせ方まで絞って挑んだのですが結果は惨敗。前日まであれほど喰ってくれた2-2.5kgクラスが一切釣れず、釣れても1kg前後で2本で終了ということを経験しました。
上記大会も前日と明らかに天気が変わり、途中で変わったことを認識して『より夏』を大会中に追いかけようとしましたが、まだまだ実力不足で結果魚を追加することはできませんでした。
ただ、この『今を釣る』ことを意識したことで、今年はBATNETカテゴリー2でノーフィッシュを1回もださず、結果年間4位になれたと思うでおっさんになってきても少しづつ進歩しているのかなと思っています。
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『過去を活かす』と『過去を引きずる』
これは本当に両方あると思います。
過去を活かせたとき
前日プラクティスもできずぶっつけ本番で大会に出場した時に前日の大雨で放水量増加によるカレントの変化、濁りが蔓延した状態でした。前週まで南湖のウィードを釣っていましたが大会当日に過去の経験から北湖のマンメイド打ちに頭を切り替えることにより好成績だったことがあります。
過去を引きずったとき
3月にシャローのカバーフリッピングでつれ続けていた状況。大会前日もフックを折ったルアーで複数のバイトを確認しており、これは優勝も狙える!って状況でしたが、寒波到来。それでも体力のあるバスはカバーに居残っているはずと大会中にひたすらノーバイトを耐えて不リップし続けてノーフィッシュで終了した。
株式相場とバス釣り
この記事を書こうと思ったきっかけで、私は株・先物取引も少々たしなむ程度にするのですが、これが本当にバス釣りと同じだと最近痛感しています。下は投資家「両津」氏の最近のツイートです。※:退場とは資金がなくなり相場を継続できなくなる状態です。
私は二年前の2016年の年初に1ヶ月間で3億6000万円を日経先物のショートとPUT買いで利益出しました。しかし三ヶ月後には同じく日経先物のショートで全損の大損失を出して退場しました
人間は成功体験を身体が覚え込みます。しかも人間は習慣の生き物なので簡単にやり方を変えることなどできないのです
— 両津 (@ryoooootu) 2018年7月4日
もう完全にバス釣りと同じだなと。なので私は『FISH THE MOMENT』と同じく「MARKET(市場) THE MOMENT」だと思ってます。株も魚も完全に同じ状況なんて絶対にありえないんですが、凡人はどうしてもある意味「パターンフィッシング」や「過去の成功体験」に縛られ、株や先物であれば「テクニカル」や「チャートフィッティング」に縛られてしまいます。
まとめ:
株・先物・バス釣り、どれも凡人を超えられた人だけが『今を釣る(相場を張る)』ことができるんだと思います。ただ、Kevin VanDamのようなバスプロやWarren Buffettのような投資家であっても全戦全勝ではなく、凡人でも努力してできる限り今を感じて合わせる努力をすることで天才と呼ばれる人に近づくことは可能だと思っています。
うまくまとめきれませんが『仕事を調整できずプラクティスができなかったり、資金不足や自分の釣りに対する体制不足を理由にすることなく今後も、レベルの高い大会でも一発かましてやるぞ』って気持ちで頑張りますってことです。