実は購入してから購入してからそこそこ使っている 2020ジリオン10。
購入してからインプレに時間が掛かったのは、非常にいい感じだけど使い場所に悩んでました。とりえずイロイロな場面で使ってみたインプレを書いてみたいと思います。
スペックおさらい
※メーカーWEBページより引用
品名 | 巻取り長さ (cm/ハンドル 1回転) | ギア比 | 自重 (g) | 最大 ドラグ力 (kg) | 標準巻糸量 ナイロン (lb/m) | ハンドル長さ (mm) | ベアリング | メーカー 希望本体 価格(円) | JAN コード | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10.0R | 106 | 10.0 | 215 | 4.5 | 14/45-90、16/40-80 | 90 | 10/1 | 43,000 | 309608 | * |
10.0L | 106 | 10.0 | 215 | 4.5 | 14/45-90、16/40-80 | 90 | 10/1 | 43,000 | 309622 | * |
技術的には
- G1 SVスプール
- 高精度マシンカット スーパーメタルハウジング
- ギア比10:1
- TWS
- エアブレーキシステム
- UTD[アルティメットトーナメントドラグ]
巻き取り
このリールの最大の売り!ギア比10:1の106㎝/回転。もう、回収スピードが桁違いです。シャローを超テンポよく打つ釣りであったりには最高のリールのように思います。狙ったスポットをルアーが通過したら即回収する場合に、あっという間に次のキャストに移れます。
キャスト感
34㎜ SVスプールでザ・普通感。ただ、バックラッシュせずに7g程度から十分キャスト可能でかなり扱いやすいです。
実際に、17 TATULA SVと比較してみても7g前後のルアーでは33㎜ SVスプールのTATULAの方が若干キャストしやすいかなと言う感じですが、それ以上のウェイトであればジリオン10の方が飛距離は伸びます。
流行りのカバースキャットなんかは気持ちよく飛んでいきます。ラインも20lbとかなり太目を巻いていますがストレスなくキャストできます。
また、さすがはSVスプールですがキャストの下手な私でも楽々スキッピングできます。ハイギア+SVなんでカバー打ちにはトラブルもなく非常に安心して打っていけるリールだと言えます。
巻き感
はい、ギア比10:1なんでやっぱり重いです。またとてつもなく巻き取りが早いのでとても沖でスイムジグなどスローに巻くルアーには完全に不向きです。ただ、「全然巻けないこともない」って感じです。思ったよりも意外と巻けるのか?って感じだったのでイロイロ試しましたがシャローをテンポよく巻く場合にはかなりいい感じです。
昨年調子のよかったシャローでのスピナーベイトをジリオン10でやってみましたが思ったよりいい感じ。かなりテンポよく打って、巻くという釣りにはかなりアリです。
剛性感
剛性感と表現したらいいのか分かりませんが、関西人風に言うと「カッチリしてる」。クラッチ切るときもブレる感じもなくすごい安心感があります。巻き感が10:1の割に良いのもこの剛性が良いのも影響してるように思います。
重量
215g・・・非常に微妙な感じで軽くもなく・重くもない。非常に中途半端ですが気になる重量でもなく操作系のルアーであってもそこまで気にせず使えます。
まとめ:
トータルでは非常に気に入ってます。シャローの釣りやボトムの釣りにはこの10:1のギア比は非常に武器になります。ただ、時々巻きすぎる感があるので、注意しないと思ったよりルアーを引っ張ていることがあるので慣れが必要かもしれません。
ほかにはない、超高速巻き取りという個性なんでハイギア好きなら絶対買うべき1台だと思います。