BASSCAT PUMA FTDを並行輸入してから使っていたMercury PRO XS(2ST) 250馬力からSUZUKI DF275Sにエンジンの載せ替えが終わってから約2か月。現状でのインプレッションを書きたいと思います。
エンジン載せ替えのきっかけ
PRO XSも非常にいいエンジンで気に入っていたのですが、リチウムイオンバッテリーに変えたことでボートのバランスも激変。4STのもう少し重いエンジンでも全然大丈夫なんではないかということで、思い切ってSUZUKI DF275Sに載せ替えました。
最も困ったのはプロペラ
載せ替えを決めてからは非常に困ったのがプロペラ・・・。PRO XSであればいくらでも周りの情報や、BASSCATとの組み合わせであったとしても海外サイトに情報があるのですがDF275Sやアメリカ仕様のDF250SSのプロペラの情報は本当にないんです。基本的にSUZUKI純正の4枚ペラの30PをBASSCAT PUMAに入れた情報はあるもののギア比が低いとは言え、琵琶湖で本当に30Pなんて回るのか?という疑問が。
しかも、純正の4枚ペラがMercury Racingのペラより高いのでは?ってくらい高額なんで気軽に購入もできません。DF200で純正の4枚28Pを回せるとの事なんで29Pや30Pも現実的ではある感じでした。
ただ、純正の3枚のプロペラがダイア16インチで、4枚が14・1/2。だったら間くらいでMercury RacingのBRAVO1XSの29Pくらいならちょうどいいんじゃない?と思っていたら、試した方がおられて「まったくボートが浮かない」と。。。
マッスルマリンさんにもペラをスペックだけで選んでもダメだよ!と指摘を受けたのでエンジン注文したのにペラが決まらない状態。結局アメリカのBASSCAT+SUZUKIに乗っているプロに聞くと、「自分のボートには」との注釈付きですがSOLAS S3 Scorpion が良かった と聞いたので、Scorpion 28Pを購入。一番の理由はこのペラが超安かったので失敗してもいいかというのが理由です(笑)価格はたったの340ドル!純正4枚が軽く10万オーバーなんで破格のペラでした。
現状
結果から言うと、ダイア15・1/8、ピッチ28Pなんでスペックだけなら余裕で回しきれるだろと思っていましたが5500回転までしか回せず大苦戦中。。。スピードも68マイル(109km/h)とかなり不満な結果です。
予定では
28(ピッチ)×2.54(㎝に変換)×6200(rpm)×60(分)÷2.06(ギア比)÷100000(㎝をkmに変換)=128km/h
※ギア比間違ってました。
28(ピッチ)×2.54(㎝に変換)×6200(rpm)×60(分)÷2.08(ギア比)÷100000(㎝をkmに変換)=127km/h
ということでスリップが0%なら約80マイル(128km)、スリップが数%で75マイル(120km)でればいいなーと思っていたのが大誤算です。
もう少し油圧ジャックでいいところを見つけながらなんとかもう少し回せるところを見つけたいと思いますが、ペラの追加購入も検討しないといけないなという感じです。
まとめ:
今後は今のプロペラでも少し油圧ジャックで良い位置を見つけつつ、マリーナの純正4枚28Pをお持ちの方からお借りして試そうと思っています。
あとは、スズキの純正4枚とスペックは同じペラでMercury RacingのPROMAX(この名前だけでもやる気になりますよね。)29Pとかを試したいんですが、そんな新しい高級ペラをお持ちの方がそうそう居られるはずもなく。。。どなたか琵琶湖で27P以上のピッチのPROMAXをお持ちの方で貸してあげるよという奇特な方がおられましたら連絡ください。
ということで、釣りをするには問題ないのですが、まだまだボートのセッティングが決まっていません。なんとか、琵琶湖で75マイル目指してセットアップしていきたいと思います。