2020/02/09 当初は琵琶湖でとことんサカマタシャッドのミドスト練習をするつもりでしたが爆風予報でとても釣りにならなさそうだったので代わりに行ってきた大阪フィッシングショウ。
もう、何年も同じリールを使っていましたが年に1個くらいは新作に変えていっており、特にスピニングは交換必須、ベイトに関しても今年は気になる新作が多く2大メーカーの注目の2機種を触り比べてきました。
シマノ 20 メタニウム [Metanium]
もう、事前評価高すぎの20メタニウム!マグネシウムの一体ボディーに19アンタレスと同じスプール、真鍮ギアまで入れて重量そのままの175g!ともう突っ込みどころのないリールではと言うくらいの技術のてんこ盛り。20ツインパワーもそうですが、シマノの本気度を感じられるリールって感じです。
スペック
※シマノwebサイトより引用
品番 | ギア比 | 最大ドラグ力 (kg) | 自重 (g) | スプール寸法 (径mm/幅mm) | ナイロン糸巻量 (lb-m) | 最大巻上長 (cm/ハンドル1回転) | ハンドル長 (mm) | ベアリング数 BB/ローラー | 本体価格 (円) | 商品 コード |
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RIGHT | 6.2 | 5.0 | 175 | 34/19 | 12-100、14-90 16-80、20-65 | 66 | 42 | 10/1 | 44,100 | 04112 8 |
LEFT | 6.2 | 5.0 | 175 | 34/19 | 12-100、14-90 16-80、20-65 | 66 | 42 | 10/1 | 44,100 | 04113 5 |
HG RIGHT | 7.1 | 5.0 | 175 | 34/19 | 12-100、14-90 16-80、20-65 | 76 | 42 | 10/1 | 44,100 | 04114 2 |
HG LEFT | 7.1 | 5.0 | 175 | 34/19 | 12-100、14-90 16-80、20-65 | 76 | 42 | 10/1 | 44,100 | 04115 9 |
XG RIGHT | 8.1 | 5.0 | 175 | 34/19 | 12-100、14-90 16-80、20-65 | 86 | 45 | 10/1 | 44,100 | 04116 6 |
XG LEFT | 8.1 | 5.0 | 175 | 34/19 | 12-100、14-90 16-80、20-65 | 86 | 45 | 10/1 | 44,100 | 04117 3 |
特機技術としては以下
- マグナムライトスプール スリー
- コアソリッドボディー
- SVS インフィニティ
- マイクロモジュールギア
要は、マグネシウムボディーだけどバンタムMGLと同じ一体ボディー形状で強度を上げて、MGLⅢで19アンタレス級のキャストフィーリングを出して、重いはずの強度のある真鍮ギアで今まで同様の175gの操作感。これは欲しくなるわって感じです。
実際に手に取ってみましたが、「うん、メタニウム」という重量感。巻きも軽しとりあえずリールに迷ったらこれで良いんじゃないというくらいスペックも質感も良い。クラッチを切った際も「カチッ」という音がなんか安っぽくない。高級車のドア閉めた時に「おお」ってなるがっちり感?というか安心感があり人間感度の低い自分でもなんか愛用している13メタニウムに比べて剛性は上がってるんだろうなと想像できます。
ただ、ロッドに付けてみないと分かりませんが、クラッチは若干重め?な感じが気になりました。
価格も44,100円でポイントやなんやらいろいろ還元を考えると40%offの27000円くらいで購入できると思うので、非常にコスパ高そうな1台です。
20 ジリオン(Zillion) 10.0R/10.0L SV TW
前々から気になっていた、すでに販売済みのジリオン(Zillion) 10.0R/10.0L SV TW。
何と言っても、ギア比10:1の超高速巻きってどうなんだというところとイロイロメーカーの方に聞いてきました。
スペック
※メーカーWEBページより引用
品名 | 巻取り長さ (cm/ハンドル 1回転) | ギア比 | 自重 (g) | 最大 ドラグ力 (kg) | 標準巻糸量 ナイロン (lb/m) | ハンドル長さ (mm) | ベアリング ボール/ローラー | メーカー 希望本体 価格(円) | JAN コード | |
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10.0R | 106 | 10.0 | 215 | 4.5 | 14/45-90、16/40-80 | 90 | 10/1 | 43,000 | 309608 | * |
10.0L | 106 | 10.0 | 215 | 4.5 | 14/45-90、16/40-80 | 90 | 10/1 | 43,000 | 309622 | * |
技術的には
- G1 SVスプール
- 高精度マシンカット スーパーメタルハウジング
- ギア比10:1
- TWS
- エアブレーキシステム
- UTD[アルティメットトーナメントドラグ]
触った最初の感想は、[重くは無いが軽くはない]、[かっちり感はある]、[空巻きした感じは10:1の巻きおもり感はない]と言う感じ。また、スーパーメタルハウジングでスプールやギア周りはすべてアルミハウジングになっており思いのはしょうがないかなと言う感じ。その代わりに剛性を上げてしっかり巻けることを取られているようです。本来対抗としてはメタニウムと言うよりバンタムなんだろうなと言う感じです。
ただ、[かっちり感はある]、[空巻きした感じは10:1の巻きおもり感はない]の2点は実際に使ってみないとわからない感じで、特に実際ルアー巻いたら10:1ギアはきついのかなと思いました。
個人的には上記のぼんやりした印象より[10:1ギアの超高速巻き]を体験したい!という好奇心の方が高く自分の釣りには10:1-106㎝/回転はメリットあるだろうなと予想。ディープの巻き合わせですぐにラインスラックとって合わせられたり、シャローのフリップやカバー打ちで回収が早くなるのはすごいメリットなんでこういうとびぬけたリールってすごい魅力的です。
価格は43,000円とメタニウムとほぼ同金額。ポイント還元なんか全部合わせると27,000円前後で帰るのでこれまた非常にいいお値段です。
まとめ:
とりあえずどんな釣りでも超高スペックなメタニウムか、超高速回収のジリオンか?完全に使用する用途で購入を分ける感じです。現状、自分の釣りにはどっちが必要かを考えて購入することになると思いますが、一般的にスペックや使いやすさで考えるとメタニウムの圧勝っぽいです。